被災地支援等のための馬とのふれあい活動事業
(公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会)
本事業では、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会支援のもと、クラブ会員およびにんじんサークルのボランティアの方々とともに、東日本大震災直後の2011年から活動を続け、これまで22箇所・75回、述べ6,760名(2023年度終了時点)への馬とのふれあいを提供してきました。
(2023年)令和5年度活動報告
(2022年)令和4年度活動報告
(2021年)令和3年度活動報告
(2020年)令和2年度活動報告
(2019年)令和元年度活動報告
(2018年)平成30年度活動報告
(2017年)平成29年度活動報告
(2016年)平成28年度活動報告
(2015年)平成27年度活動報告
(2014年)平成26年度活動報告
(2013年)平成25年度活動報告
(2012年)平成24年度活動報告
(2011年)平成23年度活動報告
■事業の目的
平成23年3月に発生した「東日本大震災」により東日本地域の被災地と平成27年茨城、栃木の両県を中心とした大雨による激甚災害により、各種の地場産業が甚大な被害を受けた。さらには平成28年熊本地震により甚大な被害を受けた熊本、大分の両県、平成28年台風10号による水害で被災した北海道の日高、道東地域。これらの地域は国内有数の馬産地域であり、共に馬事関連産業も大きな影響を受けている。
これら被災した地域や地域の市民と馬(ポニーを含む。)と地域の市民とのふれあい活動を行うことにより被災地の子供達及び市民を明るく元気にして心身の健康を取り戻し、被災地における馬への理解と馬産業の復興を図る必要がある。
このため、乗用馬を保有する乗馬施設には、教育機関、行政機関、地域団体と連携を計って頂き、乗馬クラブや関係施設などで、乗馬、引き馬等の「馬とのふれあい活動」を実施し、被災した学童等に元気を与えるとともに、馬への理解を求め、もって被災地の馬事振興に資することとする。
上記事業において、みなさまの経験や技術を活かし、馬を介した地域コミュニケーションづくりに協力いただけるボランティアを募集しています。
■(2023年)令和5年度活動報告
①馬と一緒にとわだをピンクにそめよう!(5/7)
実施期日:令和5年5月7日
主催者名:とわだをピンクにそめる会
共催者名:学生団体「Future Generations」、習学ゼミ十和田校
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、弓矢体験、エサやり体験
形態:乗馬施設招致型
参加者:60名
スタッフ:16名(有資格指導者4、取扱者5、ボランティア7)
使用馬匹:6頭
地域で活動するイベントボランティア団体2組が合同で、地域資源である馬についての理解を深めることを目的に、体験乗馬会を実施している。
ともに「桜流鏑馬」イベントにも出展しながらの告知と、各団体関連への周知にて集まった家族連れがほとんどであった。
流鏑馬体験は実際に「桜流鏑馬」で流鏑馬を見ているのもあり、「それを自分自身が体験できるとは思わなかった。」「あの気分を味わうことができてうれしい」などの感想もあがった。また、この機会にライセンス取得やレッスン予約を検討する方もあり、顧客化へとつなげやすい体験会であった。 前日に降雨があり会場の状態はあまり良くなく、かつ、気温も低い天候だったため予定よりは少ない来場となったものの、乗馬だけではなく弓矢や流鏑馬体験できた来場者の満足度は髙かった。
②桂堂学園わんぱく体験会(6/21)
実施期日:令和5年6月21日
主催者名:児童発達支援センター桂堂学園
共催者名:社会福祉法人桂堂会(旭ヶ丘こども園、新井田こども園)
実施場所:桂堂学園(青森県八戸市新井田字長塚28-1)
実施事業内容:引き馬、レザークラフト体験、馬の絵画、えさやり体験
形態:現地訪問型
参加者:150名(園児)
スタッフ:11名(有資格者4、取扱者3、ボランティア4)
使用馬匹:4頭
継続4年目の実施となる、八戸市の児童発達支援センターの体験会には、地域内にある関連グループからも参加もあり、4・5才児を中心に総勢150名もの園児が参加した。保護者の参加も多く、先生・保護者ともども丁寧に一人ひとりの写真を収めていた。
園外活動の頻度はあまり多くないとのことで、いつもとは違ううえに、園まで馬が来てくれるという特別な活動ができることに生徒だけではなく教員の方々も大いに喜んでいた。
体験乗馬以外にもエサやりによるふれあい、レザークラフト体験、実際の馬を観察しながらの絵画など、それぞれのコーナーをローテーションすることで、限られた時間を有効に提供することができた。
同地域内在住のクラブ会員ボランティアも積極的に参加し、自身の特技を活かした子どもたちとの交流を楽しんでいた。
③八戸・馬の歴史と文化を学ぶ体験会(7/19)
実施期日:令和5年7月19日
主催者名:八戸市立明治中学校
共催者名:櫛引八幡宮
実施場所:明治中学校(青森県八戸市八幡上ミ沢23-1)
実施事業内容:引き馬、弓矢体験、えさやり、馬の歴史文化学習
形態:現地訪問型
参加者:75名(中学生)
スタッフ:9名(有資格者3、取扱者4、ボランティア2)
使用馬匹:4頭
各学年ごとに、乗馬体験・弓矢体験・地域と馬との歴史学習をローテーションにて実施した。
地域と馬との歴史学習では、自地域にある櫛引八幡宮と流鏑馬でのゆかりのある遠野郷八幡宮からも講師協力を得ての学習会を行い、県を越えた繋がりや由来を生徒だけではなく教師も含め興味深く聴いていた。
本体験会を経て、8月に行われる地元での流鏑馬イベント協力に向けて、1年生は展示ブースの素材づくり、2年生は会場整備・的づくり準備、3年生は当日の運営ボランティア活動を行うという連携体制も確立されている。
④インターナショナルライディングパーティー(9/3)
実施期日:令和5年9月3日
主催者名:八戸国際交流協会
共催者名:八戸市総合政策部市民連携推進課
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、流鏑馬体験、弓矢体験、馬の歴史文化学習
形態:乗馬施設招致型
参加者:30名
スタッフ:10名(有資格者4、取扱者4、ボランティア2)
使用馬匹:6頭
乗馬や弓矢体験・地域の馬学習を通して、ボランティア日本人と外国人住民が交流しながらの語学研修、日本伝統文化等の学習を目的とした国際交流イベントとして主催者が開催。
当日は募集定員を超える30名が参加。7割が外国人(英語圏・アジア圏などさまざま)3割が地域在住の日本人であった。
参加者同士で通訳をし合いコミュニケーションを取りながら、流鏑馬の文化や地域の馬の歴史背景に興味を抱き、その後流鏑馬イベント観戦や乗馬への興味喚起にもつながった。
⑤さつき幼稚園みどりいっぱい体験会(9/20)
実施期日:令和5年9月20日
主催者名:認定こども園さつき幼稚園
共催者名:十和田流鏑馬観光連盟
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、えさやり、レザークラフト体験
形態:乗馬施設招致型
参加者:60名(園児)
スタッフ:10名(有資格者4、取扱者4、ボランティア2)
使用馬匹:6頭
流鏑馬を活用した交流を行っている地域の幼稚園、年長・年中クラスの園児60名が参加。4グループに分かれ、引き馬乗馬体験・にんじんえさやり体験・ブラッシング体験・レザークラフト体験を行った。
園側で保護者役員にも見学を呼びかけてくれたこともあり、当日は保護者も同伴し、嬉しそうに撮影していた。
本体験会の後、連携団体が開く流鏑馬イベントにて、活動発表を行うこととなっている。
⑥寺山修司記念館「おやこ馬ルシェ」(10/1)
実施期日:令和5年10月1日
主催者名:三沢市寺山修司記念館
共催者名:三沢市
実施場所:三沢市寺山修司記念館(青森県三沢市大字三沢字淋代平116-2955)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、弓矢体験、レザークラフト体験、エサやり体験
形態:現地訪問型
参加者:100名
スタッフ:12名(有資格者4、取扱者3、ボランティア5)
使用馬匹:4頭
競馬好きで知られる寺山修司にちなんで、馬を用いた企画を主催者の提案により昨年より実現している。
三沢市寺山修司記念館イベントにて施設周辺の芝生地を使用しての乗馬・弓・レザークラフトの各コーナーを実施。近隣の三沢米軍基地からの外国人来場者(主に家族連れ)が約8割を締め、国際的な活動ができた。また、ボランティアの流鏑馬選手による実演(立射演武)も披露したことで大いに喜んでもらえた。
その他飲食や工芸などの各種出展もあり、1人ひとりの滞在が長いイベントでゆっくりとした時間を過ごしていた。
⑦八戸あおば馬とのふれあい活動(10/25)
実施期日:令和5年10月25日
主催者名:八戸あおば高等学院
共催者名:NPO法人あおばの会、青森県教育委員会
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、弓矢体験、馬の歴史文化学習、レザークラフト体験
形態:乗馬施設招致型
参加者: 24名(高校生)
スタッフ:9名(有資格者4、取扱者4、ボランティア1)
使用馬匹:6頭
八戸あおば高等学院は、不登校になった子どもたちや高校中退者、発達がアンバランスな子どもたちなどを対象に社会的自立ができるよう支援する、県教育委員会指定の技能教育施設(通信制高校)である。
学校では全国で初となる「スポーツ流鏑馬」授業を取り入れ、木馬を用いた弓矢の練習や、流鏑馬を通した地域の歴史文化を学ぶ機会を設けている。
教育に馬を活用したい学校の思いに応え、体験乗馬のほかに、弓体験・流鏑馬の学習・流鏑馬デモ披露などの多様なプログラム提供を行った。また、最後には引馬での流鏑馬大会ゲームを行い、生徒自身による運営活動から学ぶ実践活動も交えた体験会となった。
⑧こもれびのもり乗馬体験会(11/8)
実施期日:令和5年11月8日
主催者名:こもれびのもり保育園
共催者名:学校法人鳳明学園、社会福祉法人みつは会
実施場所:こもれびのもり保育園(青森県八戸市北インター工業団地1丁目3-72)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、エサやり体験、レザークラフト体験
形態:現地訪問型
参加者:120名(園児100名、大人20名)
スタッフ:9名(有資格者4、取扱者3、ボランティア2)
使用馬匹:4頭
八戸市の郊外に位置する施設にて、周辺からも関連施設の園児も集まり100名が参加した。加えて主催者と協力体制にある老人ホームからの参加者もあり、自然が豊かな会場を使い、乗馬体験やエサやり体験に加え、レザークラフト体験の提供を行った。各クラスでの記念撮影やふれあいなどもあり、終始賑やかな笑い声が絶えない会となった。
地域的要因からも馬を初めて見たという園児も多く、貴重な体験ができると先生方も開催を楽しみにしていた。
■(2022年)令和4年度活動報告
①馬と一緒にとわだをピンクにそめよう!(5/8)
実施期日:令和4年5月8日
主催者名:とわだをピンクにそめる会
共催者名:学生団体「Future Generations」、習学ゼミ十和田校
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、弓矢体験
形態:乗馬施設招致型
参加者:80名
スタッフ:19名(有資格指導者4、取扱者5、ボランティア10)
使用馬匹:6頭
地域で活動するイベントボランティア団体2組が合同で、地域資源である馬についての理解を深めることを目的に、体験乗馬会を実施。
団体による告知にて集まった家族連れがほとんどで、ゆっくりと滞在しながら牧場での休日を満喫していた。
また、乗馬に関心のある来場者もあり、この機会にライセンス取得を検討する方もあった。
②桂堂学園わんぱく体験会(6/22)
実施期日:令和4年6月22日
主催者名:児童発達支援センター桂堂学園
共催者名:社会福祉法人桂堂会(旭ヶ丘こども園、新井田こども園)
実施場所:桂堂学園(青森県八戸市新井田字長塚28-1)
実施事業内容:引き馬、レザークラフト体験、馬の絵画、えさやり体験
形態:現地訪問型
参加者:80名(園児)
スタッフ:10名(有資格者4、取扱者3、ボランティア3)
使用馬匹:4頭
地域内にある児童発達支援センターの関連グループからも参加者が多数訪れる予定をしていたが、一部施設のコロナ感染により来場者は予定の半数ほどとなったが、参加者は親子連れで来場し写真撮影したりなど体験会を満喫していた。
年齢やこどもの状態に合わせて、引き馬乗馬、エサやり、ふれあい、観察しながらの絵画といったプログラムを提供した。
③八戸・馬の歴史と文化を学ぶ体験会(7/11)
実施期日:令和4年7月11日
主催者名:八戸市立明治中学校
共催者名:櫛引八幡宮
実施場所:明治中学校(青森県八戸市八幡上ミ沢23-1)
実施事業内容:引き馬、弓矢体験、えさやり、馬の歴史文化学習
形態:現地訪問型
参加者:83名(中学生)
スタッフ:10名(有資格者4、取扱者4、ボランティア2)
使用馬匹:4頭
毎年恒例となりつつある本体験会では、学校側の希望により、各学年ごとに内容を分けた地域と馬との歴史学習を櫛引八幡宮と連携し実施した。
この体験会を経て、8月に行われる地元での流鏑馬イベント協力に向けて、1年生は展示ブースの素材づくり、2年生は会場整備・的づくり準備、3年生は当日の運営ボランティア活動を行った。
④さつき幼稚園みどりいっぱい体験会(7/13)
実施期日:令和4年7月13日
主催者名:認定こども園さつき幼稚園
共催者名:十和田流鏑馬観光連盟
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、えさやり、レザークラフト体験
形態:乗馬施設招致型
参加者:80名(園児70名、大人10名)
スタッフ:9名(有資格者4、取扱者4、ボランティア1)
使用馬匹:6頭
地域の幼稚園、年長・年中クラスの園児70名とその保護者10名が参加。
コロナ感染対応等の理由により、主催側都合で活動可能時間が60分のみとなり、予定メニューを一部省略せざるを得なくなったが、限られた時間の中で馬とのふれあいを提供することができた。
共に参加した保護者や引率の先生方は喜んで園児の騎乗写真を収めていた。
本体験会の後も連携を続け、共催団体が開くイベントにて、活動発表も行った。
⑤まるくこども園ふれあい体験会(8/19)
実施期日:令和4年8月19日
主催者名:社会福祉法人純心会まるくこども園
共催者名:地域子育てセンタードレミ
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、レザークラフト体験、えさやり
形態:乗馬施設招致型
参加者:18名(園児15名、大人3名)
スタッフ:8名(有資格者4、取扱者4)
使用馬匹:5頭
流鏑馬(立射演武)事業の連携をした地域の幼稚園が遠足も兼ねて、乗馬クラブを訪問。
当日は天候も良く、乗馬体験、エサやり体験のほか、スタッフによる乗馬デモンストレーション披露や、立射演武の実演披露なども行い、乗馬クラブへの理解を深める機会となった。
今回参加したうちの年長組が、10月には市内の流鏑馬イベントにて、連携事業(立射演武)成果発表も行った。
⑥「十符の里-利府」フェスティバル(9/18)
実施期日:令和4年9月18日
主催者名:「十符の里-利府」フェスティバル実行委員会
共催者名:宮城県利府町、利府町観光協会
実施場所:利府町文化交流センター「リフノス」(宮城県宮城郡利府町森郷新椎の木前31-1)
実施事業内容:引き馬、ホースパレード、流鏑馬デモ披露
形態:現地訪問型
参加者:100名(子ども70名、大人30名)
スタッフ:12名(有資格者3、取扱者4、ボランティア5)
使用馬匹:4頭
スポーツ流鏑馬などの馬事文化を町事業に取り入れることに積極的な宮城県利府町との連携により、産業まつり会場内にて乗馬体験会をした。
十和田市の「桜流鏑馬」を視察にも訪れ、その雰囲気を再現してほしいとの要望に合わせ、流鏑馬のデモ披露や、要望により町長を乗せての市内パレード協力を行った。
町民総出で行われるイベントには多数の人が訪れ、普段目にすることの少ない馬とのふれあいは非常に好評であった。
⑦インターナショナルライディングパーティー(10/2)
実施期日:令和4年10月2日
主催者名:八戸国際交流協会
共催者名:八戸市総合政策部市民連携推進課
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、弓矢体験、馬の歴史文化学習
形態:乗馬施設招致型
参加者:30名(園児1・小学生2・中学生3・大人24)
スタッフ:16名(有資格者4、取扱者4、ボランティア8)
使用馬匹:5頭
乗馬や弓矢体験・地域の馬学習を通して、ボランティア日本人と外国人住民が交流しながらの語学研修、日本伝統文化等の学習を目的とした国際交流イベントとして主催者が開催。
当日はクラブ会員ボランティアも多数参加し、賑やかな交流の機会となった。流鏑馬の文化や十和田市の馬の歴史背景に興味を抱き、その後流鏑馬イベント観戦や乗馬への興味喚起にもつながった。
⑧南部・乗馬と弓の体験会(10/23)
実施期日:令和4年10月23日
主催者名:八戸弓馬会
共催者名:九戸城流鏑馬実行委員会、もりおか復興支援センター
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、流鏑馬体験、弓矢体験、エサやり体験
形態:乗馬施設招致型
参加者:150名(こども60名、大人90名)
スタッフ:16名(有資格者5、取扱者5、ボランティア6)
使用馬匹:6頭
青森県八戸市と岩手県二戸市等県北地域や盛岡市の被災移住者を中心に募集をした参加者に対し実施。
小雨が降る中での実施となったが、多くの家族連れが集まった。
本体験をきっかけに、当クラブを知る人や、この機会に乗馬を始めようと前向きに次のレッスンや外乗予約をしてくれる方も数人いたなど認知拡大にもつながった。
⑨八戸あおば馬とのふれあい活動(10/26)
実施期日:令和4年10月26日
主催者名:八戸あおば高等学院
共催者名:NPO法人あおばの会、青森県教育委員会
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、弓矢体験、馬の歴史文化学習、レザークラフト体験
形態:乗馬施設招致型
参加者: 20名(高校生18名、大人2名)
スタッフ:10名(有資格者4、取扱者4、ボランティア2)
使用馬匹:6頭
教育に馬を活用したい八戸あおば高等学院の思いに応え、体験乗馬のほかに、弓体験・馬の性質学習・流鏑馬デモ披露などの多様なプログラム提供を行った。
また、最後には引馬での流鏑馬体験ゲームを行い和やかな体験会となった。
本活動を経て次年度以降には、学校の教育プログラムの一環として乗馬や厩務活動を導入したメニューの連携を予定している。
⑩寺山修司記念館25周年記念「馬への望郷」(11/12)
実施期日:令和4年11月12日
主催者名:三沢市寺山修司記念館
共催者名:三沢市
実施場所:三沢市寺山修司記念館(青森県三沢市大字三沢字淋代平116-2955)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、弓矢体験、レザークラフト体験
形態:現地訪問型
参加者:160名(子ども100名、大人60名)
スタッフ:9名(有資格者4、取扱者3、ボランティア2)
使用馬匹:4頭
競馬好きで知られる寺山修司にちなんで、馬を用いた企画を主催者の提案により実現。三沢市寺山修司記念館イベントにて施設周辺の芝生地を使用しての乗馬・弓・レザークラフトの各体験コーナーを実施。
その他アートや工芸などの出展もあり、当日は天候にも恵まれ地域の家族連れを中心に多数訪れ、特に近隣の三沢米軍基地からの外国人来場者も多かった。
■(2021年)令和3年度活動報告
①馬と一緒にとわだをピンクにそめよう!(5/9)
実施期日:令和3年5月9日
主催者名:とわだをピンクにそめる会
共催者名:学生団体「Future Generations」、習学ゼミ十和田校
実施場所:十和田乗馬倶楽部
実施事業内容:引き馬、えさやり、弓矢体験、牧場見学
形態:乗馬施設招致型
参加者:70名
スタッフ:21名(有資格指導者4、取扱者5、ボランティア12)
使用馬匹:6頭
地域で活動するイベントボランティア団体2組が合同で、地域資源である馬についての理解を深めることを目的に、体験乗馬会を実施。団体メンバーのほかにも、2週間前の「桜流鏑馬」イベントにて開催を告知していたため、想定を超える参加者が集まった。
感染対策のため、施設内での実施を予定していたレザークラフトと学習は行わず、屋外でのプログラム提供のみとした。流鏑馬イベントを見て参加した方が多数だったため、「流鏑馬を体験できると思っていなかった。」「選手の気分を少しでも味わえた、」などの感想があった。
②八戸あおば馬とのふれあい活動(5/28)
実施期日:令和3年5月28日
主催者名:八戸あおば高等学院
共催者名:NPO法人あおばの会、青森県教育委員会
実施場所:十和田乗馬倶楽部
実施事業内容:引き馬、ふれあい、地域の馬の文化と歴史学習、レザークラフト体験
形態:乗馬施設招致型
参加者:20名(高校生16名、大人4名)
スタッフ:9名(有資格者4、取扱者4、ボランティア1)
使用馬匹:6頭
教育に馬を活用したい八戸あおば高等学院の思いに応え、体験乗馬、ふれあいのほかに、地域の馬事文化や馬の歴史学習・施設見学・実際の馬を用いた馬の性質学習・流鏑馬デモ披露などの多様なプログラム提供を行った。
また、今後八戸市での流鏑馬イベント等でも連携し、ともに活動する打合せも引率教員とも話し合うことができ、発展へとつながる体験会になった。
③桂堂学園わんぱく体験会(6/7)
実施期日:令和3年6月7日
主催者名:児童発達支援センター桂堂学園
共催者名:社会福祉法人桂堂会(旭ヶ丘こども園、新井田こども園)
実施場所:桂堂学園(青森県八戸市新井田字長塚28-1)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、馬の絵画、えさやり、レザークラフト体験
形態:現地訪問型
参加者:150名(園児)
スタッフ:9名(有資格者4、取扱者3、ボランティア2)
使用馬匹:4頭
昨年に続き2回目となる体験会では、地域内にある児童発達支援センターの関連グループからも新たな参加者が多数訪れ、また、施設にて保護者にも声掛けをし、親子で楽しめるにぎやかな体験会となった。
3~5才児の成長やこどもの状態に合わせて、引き馬乗馬、エサやり、ふれあい、観察しながらの絵画、レザークラフトといったプログラムを提供した。
引率した保護者の方々の笑顔で写真を撮る姿が印象的だった。
④八戸・馬の歴史と文化を学ぶ体験会(8/2)
実施期日:令和3年8月2日
主催者名:八戸市立明治中学校
共催者名:櫛引八幡宮、松葉こども園
実施場所:十和田乗馬倶楽部
実施事業内容:引き馬、えさやり、地域の馬の文化と歴史学習、弓矢体験
形態:現地訪問型
参加者:82名(園児12名、中学生70名)
スタッフ:12名(有資格者3、取扱者4、ボランティア5)
使用馬匹:5頭
毎年恒例となりつつある本体験会では、学校側の希望により弓矢の体験に加え、各学年ごとに内容を分けた地域と馬との歴史学習についても実施した。
その内容を模造紙にまとめたパネル展示にて以降で発表を行う授業に活用される。地域の幼稚園も合同で参加し、園児も馬とのふれあいを楽しんだ。
真夏日の暑い日になってしまったが、小まめに水分補給の時間をとりながら、参加者・スタッフともに体調不良者を出さずに終えることができた。
⑤まるくこども園ふれあい体験会(10/20)
実施期日:令和3年10月20日
主催者名:社会福祉法人純心会まるくこども園
共催者名:地域子育てセンタードレミ、さつき保育園
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、レザークラフト体験、えさやり、馬の絵画
形態:乗馬施設招致型
参加者:72名(園児60名、大人12名)
スタッフ:10名(有資格者4、取扱者4、ボランティア2)
使用馬匹:5頭
まるくこども園が都合により急遽参加できなくなったため、近隣の「さつき保育園」を紹介してもらい、年長・年中クラスの園児60名が訪れた。
園側で保護者にも見学を呼びかけてくれたこともあり、当日は保護者も多数来場し、嬉しそうに撮影していた。
エサやり、ブラッシング体験を事前に行うことで、最初は怖がっていた子どもたちも少しずつ慣れていって馬とのふれあいを楽しんでいた。
⑥南部・乗馬と弓の体験会(10/24)
実施期日:令和3年10月24日
主催者名:八戸弓馬会
共催者名:九戸城流鏑馬実行委員会、もりおか復興支援センター
実施場所:十和田乗馬倶楽部(青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、弓矢体験、施設見学
形態:乗馬施設招致型
参加者:140名(子ども80名、大人60名)
スタッフ:11名(有資格者4、取扱者5、ボランティア2)
使用馬匹:6頭
青森県八戸市と岩手県二戸市等県北地域や盛岡市の被災移住者を中心に募集をした参加者に対し実施。
クラブ施設を活用し、弓の扱い方と乗馬体験を行った後の、引き馬での流鏑馬体験や施設見学・エサやり体験を提供。穏やかな気候とコロナ感染数の減少もあり、多数の来場者が訪れ、家族で乗馬を楽しんでいた。
本事業をきっかけに入会の説明を聞きにきた参加者も2名あり、有意義な機会となった。
⑦八戸・小久保保育園乗馬体験会(10/27)
実施期日:令和3年10月27日
主催者名:小久保保育園
共催者名:八戸弓馬会
実施場所:小久保保育園(青森県八戸市桜ケ丘2-35-46)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、えさやり、レザークラフト体験
形態:現地訪問型
参加者:100名(園児)
スタッフ:7名(有資格者4、取扱者3)
使用馬匹:4頭
昨年に続き2年連続となる保育園で、昨年参加した園児からは開催を心待ちにしていたと先生が話していた。
年齢に合わせエサやり・乗馬体験などの内容を提供し、ほとんどの子どもが怖がることなく楽しんでいた。
近隣の父兄も見学に訪れていて、先生方とともにたくさん写真に収めていた。
⑧櫛引八幡宮やぶさめ乗馬体験会(10/31)
実施期日:令和3年10月31日
主催者名:全国スポーツ流鏑馬八戸大会実行委員会
共催者名:櫛引八幡宮
実施場所:櫛引八幡宮(青森県八戸市大字八幡八幡丁3)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、弓矢体験
形態:現地訪問型
参加者:90名(こども50名、大人40名)
スタッフ:12名(有資格者4、取扱者6、ボランティア2)
使用馬匹:6頭
当初、8月上旬開催予定が、台風接近にともなう荒天のため延期しての実施となったが、逆にコロナウイルス感染者数も減少し、参加者にとっては安心して参加できる環境となったこともあり、想定以上の来場者が訪れる結果となった。
主催・連携団体および会場地の協力も得られ、近隣地域への告知やSNS等での発信による来場効果も見受けられた。
参加者は家族連れがほとんどで、「ひさしぶりに外でゆっくりと遊ぶことができた」「子どもを連れて行くところを探していたのでちょうど良かった」などの保護者の感想があがった。
⑨こもれびのもり乗馬体験会(11/5)
実施期日:令和3年11月5日
主催者名:こもれびのもり保育園
共催者名:学校法人鳳明学園、社会福祉法人みつは会
実施場所:こもれびのもり保育園(青森県八戸市北インター工業団地1丁目3-72)
実施事業内容:引き馬、ふれあい、えさやり、レザークラフト体験
形態:現地訪問型
参加者:120名(園児)
スタッフ:12名(有資格者4、取扱者3、ボランティア5)
使用馬匹:4頭
今年7月に八戸市の郊外に移転された施設にて、周辺からも関連施設の園児も多数集まり、総勢120名の子どもたちに馬とのふれあいを提供できた。
自然が豊かな会場を使い、乗馬体験やエサやり体験に加え、各クラスごとでの記念撮影やふれあいなども行うことができ、先生方も大いに喜んでいた。
寒い時期だったため、良い天候の日に合わせて実施したことにより、屋外でも過ごしやすく、終始賑やかな体験会となった。